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居場所をつなぐ窓辺

都心の喧騒から離れ、自然を感じながらのびのびと暮らせる住まいを求め、首都圏近郊への移住を決めた。

エントランスから中庭へと続く大庇は、高気密高断熱住宅が持つ閉じた印象を和らげ、住まいに伸びやかな広がりを与えている。建物は庭を囲むように配置し、一部に45度の振れを加えることで、内外を通して視線が奥へと伸びる構成としている。

内外に連続するベンチと木天井は、庭と室内をゆるやかにつなぎ、窓辺は縁側のような居場所となる。それぞれの趣味や過ごし方を尊重しながらも、気配や視線が自然と交わり、家族の時間が生まれる。

高気密高断熱住宅では窓を閉じて過ごす時間も多い。それでも窓辺に腰掛ければ庭や空の気配を感じることができる。窓を開けても閉じても自然とのつながりを感じられる、居場所がゆるやかにつながる住まいを目指した。

 

住宅・新築・ZEH

面積:135.68㎡ / 竣工:2025.4

施工:小川共立建設

写真:七條 香純

UA値:0.28W/m²・K / 相当隙間係数(C値): 0.3cm²/m²
断熱等級:6(地域区分5) / 太陽光発電 :4.8kw

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