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1階+1階の家

長年親子が住んできた木造平屋建て住宅の建替え工事である。一部を賃貸とし、将来二世帯住宅として利用できる計画であったため、既存建物よりも大きく面積が増えている。そのため2階建てとなった建物に対しても、平屋建てに住み慣れた施主は、前と変わらぬ暮らしを求めていた。

「地面に接した家で庭の手入れがしたい」「上下階で生活音を感じることなく暮らしたい」という要望から、1階と2階を切り離すことを考えた。階と階の間に中空層を設けることで、生活音の配慮だけでなく、反射した安定的な自然光が1階天窓から取り込める。上階は2.5階の高さに位置することで、隣家を気にすることなく眺望が楽しめる。2階建ての概念を崩し、互いの住環境をより良くする住宅を目指した。

賃貸つき住宅・新築

所在地:千葉県

面積:264.90㎡ / 竣工:2015.6

施工:小川共立建設

模型写真:鳥村 鋼一

※鹿内健建築事務所の意匠設計/監理 協力